2009年4月第1週のメッセージ
「特別な惑星・地球」
●聖書箇所:イザヤ45章18節
「子どものころ、夜空を見て、宇宙の果てはあるのだろうか?どれくらい星があるのだろうか?地球のような星が多くあって宇宙人がいるのだろうか。思いをめぐらすと気が遠くなり、怖さ(畏敬?)を感じたことあります。皆さんも、夜空を眺めて、私たちは何と小さな存在だと思われたことがなかったでしょうか? 確かに、地球は太陽系の小さな惑星、太陽系は天の川銀河の片隅にあり、銀河は分かっているだけでも1千億あるのだそうです。本当に地球も人間も、宇宙の片隅に偶然発生した、取るに足りない存在なのでしょうか?
古代ギリシャの哲学者であり、科学者であったアリストテレスとプトレマイオスは、地は宇宙の中心にあって、月、太陽、星が地球の周りを回転していると教え、この地球中心の考えは18世紀もの間、天文学の基礎となりました。
ところが、1543年、ポーランドの天文学者、ニコラス・コペルニクスは、地球は太陽の周りを回っていることを発見し、地球は太陽系の中心ではないという事実はコペルニクスの原理として知られるようになりました。
1920年代にハッブルが無数の銀河を発見したことから、地球のような星も無数に存在するはずであり、私たちの地球はどこにでもあるありふれた星の一つに過ぎないと考えられるようになりました。このようにして、地球のような星が無数に存在するなら、地球外生命や文明も無数に存在するはずである。コペルニクスの原理が拡大解釈されたのです。・・・地球外生命の探求が始まりました。そう、地球のような惑星を探すのです。液体の水、海洋の存在、適正な大気と気圧、・・・太陽からの距離、太陽の輻射成分と安定性、惑星の大きさ、・・・自転周期、地軸の傾き、その他膨大な要素。――しかし、いくら探しても見つからないのです。
実際、私たちはとてつもなく特別な環境の中に住んでいます。地球に備わったたぐいまれな多くの要素が総合して作用する巨大組織、そのようなものが生命を可能にしているのです。太陽系は銀河の中心に位置していませんが、中心部は活性的であり、生命は存在しえません。逆に周辺部は軽い元素のみで、生命は存在しえません。銀河にも生命圏があり、太陽系は類まれな位置にあります。
生命が存在しうる宇宙のためには、この宇宙を支配している物理法則(重力、核力、電磁気力)、そして素粒子の質量など、各種物理定数がすべて、現在の値そのものでなければなりません。信じられないほどのファインチューニング(絶妙な調整)です。
果たして、現代科学は、コペルニクスの原理を拡大した主張を実際に証明したのでしょうか?近代天文学は、コペルニクスの原理を「地球は宇宙で特別な存在ではない」という主張に利用してきましたが、コペルニクス自身は「私たちのために、崇高なまでに善で、秩序ある創造主によって描かれた宇宙のメカニズム、最高の芸術家が私たちのために創造されたシステム」と記していたのです。
イザヤ書45:18(冒頭記載)には、地を私たち人間の住処として形造った創造主について記しています。」
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記)バイブル&クリエーション 安井 亨
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